#3「環境変化」
2025.10.02

山梨県大月市で生まれ育ち、そのまま市役所に就職。気づけば、川と山が遊び場だった少年時代から、地元を一度も離れたことのない生粋の大月人になっていました。そんな私にとって「環境変化」という言葉は、どこか他人ごとるべく安定した環境に身を置くことが染み付いていたような気がします。(ただのめんどくさがり屋なだけかもしれないが)

その日常に訪れた転機が、構想日本への一年間の出向でした。日常は一変。新しい職場や人々との出会いは、私の「当たり前」がいかに狭い世界のものだったかを痛感させてくれました。打合せの進め方から議論の熱量まで、これまでとは全く異なる環境だったのがとても新鮮であり、多様な専門性を持つ方々と意見を交わしながら、課題の本質を捉え、解決策を導き出すことを実践的に学ぶことができました。

環境を変えるということは、生活リズムが変わったりして、ちょっと大変なこともありますよね。それでもやっぱり得られるものも多くあり、自分の成長につながるなと実感しています。新しい分野や仕事にチャレンジすることで、自分の中の常識や考え方がアップデートしていって、変化を楽しむ自分がいることに嬉しさと驚きを覚えました毎朝の起床時間が1時間早くなることが全然辛くないほどに価値があるものです。

これまで「環境変化」をあまり積極的にしてこなかったのですが、この経験でまさに「自分ごと」となり、自分にとって大切なワードとなりました。この「自分ゴトバ」を今後も常に意識しながら、まずは環境変化により増量してしまった体重を適正に戻すというチャレンジから始めようと思います!!

◆坂本健太
大月市職員。2024年4月から1年間、構想日本へ出向。趣味は、ミュージカル鑑賞、カラオケ。