【Vol.6】魚の骨
2024.09.05
「骨とりサバ」が我が家で人気です。魚を出すと、子ども達から「骨あるやつ?」と確認されるくらい、子どもにとって骨がない方が美味しい」という認識になっています。
「本来の自然の姿から、不便を人工的に取り除き、人間にとって都合の良い形にする。」

まさにツルではないか!と思いながらも、実際に骨なしのほうが親の手間(喉に骨が刺さっては大変)も省けて、子どももよく食べる、どう考えても圧勝です。

ではあえてここで、「骨・皮のついたままの魚の良さ」を考えてみましょう。シシャモやメザシの、細い骨なら噛み応えもあるし、成分的にも栄養が高いはず。鮭の皮だってパリパリに焼けば美味し。骨とり魚に慣れてしまったら、子どもが魚の食べ方が下手なまま大人になりそう。あぁそう考えたら、たまにはやっぱり「骨あり」を食卓に出さないといけないかな…と鯖を食べながら一人考えました。

◆リザレポン
構想日本広報宣伝リーダー/構想日本ジャーナル編集長。絵本作家としての一面も持つ。
夫と二人の娘と地方在住。家では和食、外ではエスニック料理が好き。