【No.1136】セミナー「自治体×スタートアップ協業の本質」を開催しました!
2024.03.07

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構想日本メールマガジン【No.1136】 2024.3.7発行

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目次
【1】セミナー「自治体×スタートアップ協業の本質」を開催
【2】2月・3月の活動レポート
【3】インドネシア・バントゥール県で事業仕分けを開催
【4】<ご紹介>市民講座・クルミド大学「能の扉~あなたは能の魅力に目覚めるか!?~」参加者募集

※バックナンバーは こちらから
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【1】セミナー「自治体×スタートアップ協業の本質」を開催
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2月19日(月)に、構想日本とawake(株)共催のセミナー「自治体×スタートアップ協業の本質」をリアル&オンラインのハイブリッドで開催しました。昨今、自治体とスタートアップの連携により、地域の社会課題を解決し、スタートアップの成長にも繋げる事例が増えています。一方で課題解決への思いは同じでも、お互いの理解が進んでいない状況も散見されます。協業におけるより建設的なポイントは何か、第一部では自治体目線、第二部ではスタートアップ目線でパネルディスカッションを行い、「ここでしか聞けない裏事情」を計6名のゲストに話していただきました。申し込みは250人程あり、大盛況に終わりました。
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【2】2月の活動レポート
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●福岡県三井郡大刀洗町 大刀洗町自分ごと化会議(全4回の最終回)
【日時】2月17日(土)13:00-16:00
【テーマ】私たちが考える治水デザイン
【参加者の声】
・自分ごと化会議に参加することが、毎月の楽しみにもなっていた
・今回の会議治水デザインは毎年起こることので、毎年住民会議をしても良いと思う
・流域治水のことを自分ごととして考えることがなかったので、良いきっかけをもらえた
・はじめは、なんとなく参加していたけれど、回を追うごとに意見を発表する委員の方々の熱量が上がっているのを感じ、2回目の会議に参加出来なかったことを今更ながら悔やむ自分がいる程の体験をさせてもらえた
・知らなかったことや色々な方の意見を聞き「現状のままでは…」と考えるものの、今行動に移すのはなかなか難しいです。少しずつでも変われるように頑張りたいです
・4回の会議が『あっ!!』と言う間で、最終回が少し寂しく感じた自分がいたことに驚いています
●群馬県前橋市 市民がつくる、未来のまえばし会議~自分ごと化会議in前橋~(全4回の最終回)
【日時】2月18日(日)9:00-12:00
【テーマ】家庭ごみの減量
【参加者の声】
・ごみについて日常生活でも考えるようになって、良い機会になった
様々な世代の方々の意見を聞くことができとても貴重な体験でした
・最後どのように終わるのか、非常に不安でしたが、そこは慣れてらっしゃる運営の方々ありがとうございました。 一旦方向性が固まり一区切りつきました。これをスタートとして個々から発信して行きたいです。 振り返り会やりましょう!!
・初めてこのような会議に参加したのですが、学校では経験出来ない事や年代や職種ごとの考えを聞けたことに、貴重な経験をしたなと感じました。また、改めて地元である前橋市について考える機会を頂けたことに非常に感謝しています
・ゴミ分別排出は元々自分で行っていたが、今回の会議に参加して多くの方達と意見交換し、ゴミ問題含めた様々な情報を入手出来、有意義でした!
・様々な世代や立場の方のお話しを伺えて有意義でした。前橋だけではなく地球規模の問題なのに、まさに「自分ごと化」として日々の暮らしを見直すきっかけにもなりました。「どうありたいか」は常に探し続けます
●群馬県太田市 太田市自分ごと化会議(全4回の最終回)
【日時】3月2日(土)13:00-16:00
【テーマ】公共交通
【参加者の声】
・普段は公共交通のことに関して、ここまでしっかり考えることがないので会議に参加したことで、交通への意識が高まった
・市民としての立場で、いろいろな物事を考えていかないといけないと思うようになった
・車に乗れるのが普通と思っていたが、そうではなくなった時にどうなるか考える機会となった
・子どものことを思っての参加だったが、将来はまさに自分ごと化なのだなと思った
・群馬は特に自動車社会なので公共交通を利用する人が少ない中、利用者にとって何が良いのか考えるきっかけになった
・今回の件がなければ公共交通を考える機会はなかった。考えるきっかけとして良い経験をさせていただいた
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【3】インドネシア・バントゥール県で事業仕分けを開催
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3月5日(火)に、インドネシア・バントゥール県(人口約100万人)で昨年に続き、第2回事業仕分けが行われました。今回のテーマは「各集落への補助金事業」と「中小零細企業への研修事業」。事務局の運営もだいぶスムーズになり、今回は会議の様子が県のYoutubeチャンネルでネット中継され、透明性及び柔軟性の高い仕分けとなりました。無作為抽出で集められた31名の市民を前に、仕分け人とバントゥール行政職員の議論が熱く交わされました。今後は年内に3回、開催する予定です。
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【4】<ご紹介>市民講座・クルミド大学「能の扉~あなたは能の魅力に目覚めるか!?~」参加者募集

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室町時代に世阿弥によって大成し、現在まで600年以上にわたって上演され続けている「能」。日本文化の結晶ともいえる伝統芸能ですが、敷居が高く、ムズカシソウという先入観から、まだ見たことがない人も多いと思います。このたびの講座は、まだ能に親しんでいない人を対象に「能の魅力に目覚めていく」ためのプログラム。能を見て、能楽師さんに会って、舞台や舞台裏を歩いて、実際に舞って、小鼓を打って、仲間と対話して、全身で能の世界を探求する連続講座です。主催者は、東京・国分寺のカフェをベースに、地域通貨を運営するなどさまざまな社会事業活動を展開しているクルミドコーヒーの影山知明。ぜひご応募ください。

【期間】2024年4月から10月 全12講
【応募〆切】2024年3月20日(水)24時
【講座の詳細】 リンク

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<編集後記>
ウェブ会議がここまで主流となった昨今、ハッとさせられるできごとがありました。仕事の関係でそれまでオンライン上でのみお会いしてきた人々と初めて対面する機会がありました。画面上でも当然、相手の表情や反応、声の調子は受け取れて、コミュニケーションは成立し、仕事に支障はありません。一方、対面のみで得られる=画面からは得られない情報としてあえて書き連ねれば、より細かな肌や髪の質感が見られ、香り(匂い)も得られます。自分と相対した相手の身長や体格、歩き方や動きの機微、気配の出し方。3人以上居合わせた際の第3者への接し方、会話や空間の「間」の取り方、雑談の中から見える人となり。オンラインに慣れたがゆえに、自身の感覚に意識が向き、現実世界を新鮮に感じました。付加される情報によって「人間」として記憶に定着するのも面白いところです。逆にこの雑味がなければ人間味はないのかもしれません。オンライン(ツル)と対面(ザラ)を行き来することで、互いの形がより浮かび上がる経験でした。
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