【 No.846】「もう先送りできない拉致解決を世界に訴えるために ~皆さんどうぞご支援ください~(後編)」|アーティスト(画家・作家・歌手)  さかもと 未明氏|
2018.02.15

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J.I.メールニュース No.846 2018.02.15  発行

「もう先送りできない拉致解決を世界に訴えるために

~皆さんどうぞご支援ください~(後編)」

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【1】<巻頭寄稿文>

「もう先送りできない拉致解決を世界に訴えるために

~皆さんどうぞご支援ください~(後編)」

アーティスト(画家・作家・歌手)  さかもと 未明

【2】<お知らせ>

(1) 第244回J.I.フォーラム

「働き方」改革よりも「働くこと」の改革

(2) 住民協議会発祥の町・福岡県大刀洗町

住民協議会第6弾 テーマは「防災」

(3) その他の構想日本の活動

【3】<ご紹介>

「ラオス食堂」のお知らせ (第236JIFゲスト森卓様より)

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【1】 「もう先送りできない拉致解決を世界に訴えるために

~皆さんどうぞご支援ください~(後編)」

アーティスト(画家・作家・歌手)  さかもと 未明

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(前編)はこちら → http://kosonippon.org/wp-manager/mail/detail.php?id=855

拉致問題解決を目指し、私はただ自分の作品を発表するだけでは納得できないのです。被害者の皆さんが無事帰国を果たすまでやりたい。

もちろん政府でもできないことを、一個人ができるとは思っていません。でも、私は芸術が多くの人に訴える力を、そして祈りの力を信じています。奇跡は起こることがあると。

人間を、歴史を動かす力が『表現』にはあると信じているのです。そう思わなければ、私は死の恐怖と隣り合わせで描いたり歌ったりできなかったと思います。

私の体力で出来ることはほかにないだろうか、そう考え続けたある日バチカンの広場か街路で、自分の描いた横田夫妻やめぐみさんの絵をイーゼルに掲げ、その前で『青い伝説』を歌い、その動画を撮ってYou Tubeで流したらどうだろう、と思いつきました。個人的な活動ですが、それでも世界に発信するという目的はまず一つ果たせると思ったのです。

でも、どうしたらバチカンでの歌唱や撮影の許可がとれるかわかりません。そんな時あるチャリティコンサートで、榛葉昌寛さんというテノール歌手の方に出会いました。朗々とした声で歌われる、本当にお優しそうな方でした。一緒に出席していたソプラノの友人が言いました。「私、彼と知り合いです、彼はバチカンで歌ったことがあるんですよ」

そこで「バチカン」と聞いたことは、天啓のようでした。私は夢中で舞台袖に向かい、終演後の榛葉さんに話しかけました。その10日後東京駅付近でお会いし、私の長い説明をきき、『青い伝説』の歌詞を見て、慌てて作ったデモ音源と、さらに3.11の震災で家族をうしなった方たちに向けて作った歌『はな』も聞いてくれました。そして言ってくださったのです。

『実は、モンテリーズィ枢機卿と懇意にしています。どうせなら、街路や広場でなく、ちゃんとした劇場や大聖堂でお歌いになられては? 僕は、バチカンから日本の、「震災復興支援の祈りのコンサート」の運営を任されています。「はな」は震災復興支援にぴったりですし、日本人の抱える困難ということで、拉致問題が入っても全く問題ないと思います。むしろ、真剣に祈らなくてはいけないテーマだと思います。この『はな』と「青い伝説」を、そのコンサートの企画と絡めて、バチカンでお歌いになりませんか?枢機卿、バチカンの実行委員、政府の方にも交渉します』

鳥肌が立った。偶然が重なって、瞬く間にバチカンへの扉が開かれたのです。夢のような話だけど、かなうならやってみたい。拉致解決や日本の復興支援のために、神様がもし私の残りの命とこの肉体を使ってくださるなら、まっすぐな心で務めさせていだたきたい。いろんな奇遇が重なって、その出会いに導かれていた。私も奇跡のように死の淵から回復していました。もし私に使命があるのなら、それを成し遂げるまでは神様は寿命をくださるだろう。

私は歌なんか歌えない、音量もないし音程も悪い。でも、笑われても何でもいいから、この身を使って

『引き裂かれた家族を会わせてください』 とお祈りしたいのです。

それは、私自身の魂の叫びです。私は決して人さまのために自己犠牲出来るような立派な人間ではない。けれど、それでも、真剣に祈りたいのです。

藝術が国際情勢を動かすなどということはあり得ないと、皆様は思われるでしょう。それでも私は、世界に一石投じるつもりでこの身を表現に捧げています。枢機卿やローマ法王は、祈りで世界を変えるために身を捧げておいでです。

政治も、芸術も、詰まるところ情念だと思います。戦争が起きるときも終わるときも、戦後補償や和解も、結局は人間の心が生み出すものではないでしょうか。大勢の人と心を一つにしたとき、私たちの思いが世界を変えるきっかけになると私は信じています。

どうぞ共に、歴史を変えるべく声をあげて下さい。

みなさんの心が集まれば政府が動き、外交が動き、歴史はきっと動きます。ともに、祈らせていただきたいのです。どうぞ、このプロジェクトへのご理解と、ご助力の程お願いいたします。

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さかもと未明 (さかもと みめい)

1989年 漫画家デビュー。その独特の繊細な官能表現が注目を浴び、ルポ、エッセイ、新聞の大型漫画連載、コメンテイターなど活躍の場を広げるが、2006年に難病の膠原病を発症。手足が動かなくなり、歌手デビューを果たすも、一切の活動を停止する。治療の過程で発見された発達障害を並行して治療し、奇跡的に回復。2017年の吉井画廊での個展、サントリーホールのコンサート以来、画家、歌手として旺盛に活動を再開。震災孤児と拉致被害者家族を応援している。

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「拉致問題」解決に向けて ご協力のお願い

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皆様へ  「拉致問題」解決に向けて ご協力のお願い
(今回のメルマガ執筆者) さかもと未明さんより

残寒の候、皆様には、大変ご多忙と存じますが、少しお話しさせてください。
私はさかもと未明と申します、アーティストで、絵画や原稿執筆、シンガーとしての活動などしております。横田夫妻を応援したいと、ライブで拉致被害者の方の帰国を祈って歌を歌うようになりました。

拉致被害者家族の方たちへの想いを込めた『青い伝説』という曲を作り、活動を知ってくださった、テノール歌手の榛葉昌寛さまと、モンティリーズィ枢機卿様のお力を得、来年の三月にバチカンで、世界に向けて拉致の問題を訴え、解決を祈るための準備をしております。

家族会の皆様はどなたも疲れ果てておいでですが、横田滋さんの衰弱は大変激しく、意識の混濁も時にみられ、早くしなしいとめぐみさんが帰ってきてもわからなくなってしまうのではと、早紀江さんと顔を見合わせる最近です。

だからまず私は皆さんに向けて発信していきたいのです。ぜひ皆様の周りでも、拉致解決についての機運を高めていってください。お願いいたします。

もう一つご相談があります。
今こそこの問題を世界に訴えるため、バチカンでの様子を世界に発信したいと考えています。そのため、カメラマンの同行や、ビデオ動画撮影、ドキュメントの編集となると個人ではとても賄えません。

額の多寡は問いません、このプロジェクトに、ぜひ多くの皆様のお力を貸していただけないでしょうか。ビデオ制作のほかに、コンサートの運営支援など少しでも多くご協力をいただきたいのです。コンサートは今まで、ローマのほかに広島、仙台、福島、石巻、函館、東京など、被災地を中心に巡回しております。

この企画に興味を持って下さり、ご支援の相談に乗ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記にご連絡いただけないでしょうか。詳細についてご説明させていただきたく存じます。額の多寡は問いません、いくらでも、大変助かりますまた、個人の方でも企業の方でも構いません。ぜひご検討いただければ幸いです、、、。

連絡先メールアドレス   mimei7139@gmail.com

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拉致問題については様々なお考えの方がいらっしゃると思います。

さかもと未明さんの場合は、一切の政治的な動きとは無関係に、横田ご夫妻に会って、衝き動かされるように「何とかしたい」という思いが溢れ出たものです。

人としての純粋な思いが実現できるよう、私からもご支援をお願い致します。 (加藤 秀樹)

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
http://kosonippon.org/wp-manager/mail/index.php

*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。

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【2】(1) 第244回J.I.フォーラム  2018年 2月27日(火)

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「働き方」改革よりも「働くこと」の改革

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政府の働き方改革での話題の中心は、勤務時間と給料の払い方です。

そこでは主に、雇用の改革についての議論が行われているのだと思います。これらは大事なことですが、本当はもっと根本から「働く」ことについて、考えないといけないのではないでしょうか。

働くことの意味、働くことへの時間の使い方、そして働き方。仕事の中身を含めて様々な働き方をしている人たちに、働くことそのものについて熱く語って頂きます。

◯日 時: 2018年 2月27日(火) 18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場: 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

※場所にご注意下さい

◯ゲスト: 岩佐 文夫 (フリーランス / 編集者)

遠山 正道 (株式会社スマイルズ 代表取締役社長)

中村 天江 (リクルートワークス研究所 労働政策センター長)

平田 麻莉 (一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 代表理事)

◯コーディネーター : 加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主  催 : 構想日本

◯定  員 : 160名

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

☆懇親会はございません。

※フォーラムへのご参加は2月27日(火)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

HPからのお申し込みはこちら http://kosonippon.org/wp-manager/forum/index.php

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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 堺/稲垣まで。 TEL 03-5275-5607

*内容に関するお問い合せは、
伊藤/田中まで。    TEL 03-5275-5607

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<今後の日程>

3月のフォーラム は 3月19日(月)「関係人口を復興に活かそう」 日本財団ビル2階 予定

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(2)住民協議会発祥の町・福岡県大刀洗町

住民協議会第6弾 テーマは「防災」

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災害の少ない町と言われていた大刀洗町。しかし今年7月の「九州北部豪雨」により町内も影響を受け、近隣地域(朝倉市)では甚大な被害があったことで町民の防災意識が高まっています。

避難にあたって行政、住民ともに課題があり、昨年度と同じ『防災』をテーマとして住民協議会を実施します。

★大刀洗町の特徴★

1.2014年に全国で初めて住民協議会を実施し、今年度が連続6回目の開催。既に全国モデルとして広く知られている。

2.無作為で選ばれた町民を名実ともに議論の主役にすべく、会議を条例で設置(無作為で選ばれた住民のみによる組織の条例設置は全国でも前例なし)。今年度は500人の町民を無作為に選び、27名が応募(応募率5.4%)。

3.今回はこれまで以上に行政が抱える課題の解決に重きを置いており、町が作成する「避難所運営マニュアル」に、住民協議会での議論の内容を反映する。

【開催日時】

第4回: 2月24日(土)13:00 ~ 16:00
[報告書の叩き台をもとに議論、意見集約]

【参加者】 大刀洗町住民協議会委員(大刀洗町民約30名)
大刀洗町職員
コーディネーター(構想日本 総括ディレクター 伊藤伸)

【会 場】 大刀洗町役場 庁舎3階会議室(大刀洗町大字冨多819)
※会場についてのお問い合わせは、大刀洗町総務課総務係まで(0942-77-0171)

【入 場】 無料(どなたでも傍聴できます) ※途中の入退室可、事前申し込み不要

【主 催】 大刀洗町

【協 力】 構想日本

お問い合せ:構想日本 伊藤/永由
TEL:03-5275-5607、email : shiwake@kosonippon.org

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(3) その他の構想日本の活動

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2017年10月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論2」(代表 加藤秀樹)

公共政策の各論を毎回ゲストの講義で進めます。

これまでのゲストは、森田稔氏(財務省大臣官房 経済財政政策調整官)、山折哲雄氏(国際日本文化研究センター名誉教授)、松井孝典氏(千葉工業大学惑星探査研究センター所長)、池端美和氏(発行土地建物株式会社 代表取締役)、玄秀盛氏(公益社団法人日本駆け込み寺 代表理事)、中曽宏氏(日本銀行 副総裁)、荻野徹氏(原子力規制委員会次長)、岸田文雄氏(衆議院議員、自民党政調会長)、高野誠鮮氏(僧侶、総務省地域力創造アドバイザー、元石川県羽咋市職員)、中貝宗治氏(兵庫県豊岡市長)、木村真樹氏(公益財団法人 あいちコミュニティ財団 代表理事)、前川喜平氏(前文部科学事務次官)。*登壇順

2017年9月~毎週木曜日  法政大学「NPO論 II」(総括ディレクター 伊藤伸)

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【3】<ご紹介>

「ラオス食堂」のお知らせ   (第236JIFゲスト森卓様より)

「ラオスを多くの方に知ってもらうこと。それが、15年間暮らしたラオスへの恩返しになれば」この想いを持って、2015年の日本ラオス国交60周年を記念して製作した映画『ラオス 竜の奇跡』。

映画の知識・経験が全くない素人が、本当に何もないところから始めた企画でしたが、多くの皆様に支えられ完成、劇場公開を果たすことが出来ました。(映画公式HP:http://saynamlai.movie)

さて、私は15年ぶりに日本での生活を始め、日本人だけど勝手の分からない日本でこれから何をするべきか。考え抜いた結果「ラオスを伝えていきたい」このことを自分の本業として生きようと思います。

その手始めとして、「ラオス食堂」を始めました。まずは3月17日(土)までの期間限定営業です。コンセプトは「ラオスへのきっかけ作り」、そして「ラオス料理とは何か?」。

ラオス料理は、野菜を多用し、素材の味を生かしたシンプルな調理法が多く、南国のハーブなどで和えながらも魚醤が効いて味付けには、どこか懐かしくもあります。

食べて頂いた方からは、「エスニックの京料理」と言われることもありました。私もお店も、まだまだ未熟ですが、一回一回を大切に、想いと真心を込めて、お料理を作っていきます。

日 程  2月10日~3月17日 の間の 毎週土曜日夜限定

営業時間 18:00~22:30 (LO22:00)

住 所  〒167-0042 東京都 杉並区西荻北3丁目18-6(とびうおkitchen内)
西荻窪駅から徒歩3分
店舗リンク:https://www.facebook.com/laoshokudou/

お問い合わせ ikkyu.laos@gmail.com

みなさまのお越しをお待ちしております。

【お知らせ2】

2月10日放送 J-waveラジオ出演アーカイブ:http://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent/archives.html

2月22日(木))日本アセアンセンターのイベントに登壇します。http://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20170111/

ブログ「モリタクのラオス食堂」:https://ameblo.jp/mori-lao-taku/?frm_id=v.mypage-ameblo–myblog–blog

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