今もまだ、足りていないところが沢山あります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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【2】代表コラム(番外編) #bookcoverchallenge Day 1
コロナによる外出自粛期間中に「ブックカバーチャレンジ」という読書の“ねずみ講”的紹介が活発に行われました。私のところにも来たので、7冊挙げました。どれも構想日本が掲げる理念やその活動の根底にあるものを私に授けてくれた本であり、著者です。
ということで、このメルマガでもご紹介することにしました。
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#bookcoverchallenge Day 1 加藤秀樹
1冊目は韓国の民主化と日韓和解に生涯を捧げた池明観氏です。
氏に初めてお目にかかった時の言葉が忘れられません。「かつて韓国の政治はトンネルの中にいるような真っ暗な状態だった。しかしその先には明るい未来を見ていた。私はいま、その明るいはずの未来にいて、迫害は受けないし、苦しまない。しかし、未来は暗く見えている」。「坂の上の雲」と同じかもしれません。この日本も同じだと同じ思います。
氏の思想に対する賛否は別にしても、激しい闘志の奥に人々に対する深い愛情を抱いた氏のような人の存在を、私たちは忘れてはいけないと思います。
「T・K生の時代と「いま」―東アジアの平和と共存への道」 池 明観 著
T・K生は、池明観さんが東京で事実上の亡命生活を送りながら、韓国政治に対する告発と民主化への行動を呼びかけ「韓国からの通信」を書き続けたときのペンネームです。1973年の金大中拉致事件の直前から1988年まで15年に及びます。そして、これを支え続けた日本人も大勢いたのです。決して昔のことではありません。このような人と人の繋がりが、国と国の関係を作ってきたのです。
最近の日韓関係に関する浅薄な発言を見るにつけ、池明観さんのような人が韓国政治と日韓関係についてどれほどのことをしてきたか、知らないといけない、もっと大勢の人に知ってほしいと思い、1冊目にあげます。
池明観さんは私が会った人の中で最大の、良心の人であり、闘いの人であり、優しさの人です。96歳の今も韓国政治、日韓関係について何ができるか考え続けていらっしゃいます。
長くなりますが、この本の一節を引用します。
『私のような人間の場合、日本統治時代のことが頭の中にあってたまらないのです。アジアのために日韓が和解できる日が来るならば、アジアは明るくなるんだという希望が頭の中にあってたまらないのです。しかし、日本統治の経験のない世代はそれがわからない。こちらがいくら説明してもわからない。… それでもなお、これからどうすべきかを考えるのです。われわれがなしうることは何であろうかと』
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緊急事態宣言は解除になりましたが、まだまだ予断を許さない状況です。今後ますます地方自治のあり方が問われる時代になりそうです。
「住民協議会」「ふるさと住民票」など、地方自治から日本の底上げを図っていきたいと思っています。皆様のご参加、ご協力をお願い申し上げます。
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(編集後記)
緊急事態宣言が解除になったとはいえ、コロナが消えて無くなったわけではありません。
安心して経済活動を再開するためには、医療体制の強化が重要になってくると思います。
そのためにも、何が良かったのか悪かったのか、政策の検証も必要なのではないでしょうか。
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