【No.1104】★各地からの現場レポート★ 無作為抽出で参加した住民の声をお届けします
2023.03.30

■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
構想日本メールマガジン【No.1104】 2023.3.30 発行
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■

<目次>
【1】各地からの現場レポート
【2】この先1か月の活動予定
【3】国が何をしているか発見できるサイト ”JUDGIT!” のご紹介
【4】”仲間 ”の活動のご紹介

※バックナンバーはこちらから

□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □
【1】各地からの現場レポート
-------------------
(1)群馬県太田市 自分ごと化会議2022
今回で6年目となる太田市の自分ごと化会議。外国人居住者が多い太田市でその声を市政運営に反映するため、国外出身の市民も2名参加しました。
3月18日(土)に太田市役所本庁舎3階大会議室にて、4回シリーズの最終回を開催。
【テーマ】防災
【参加者の声】
・最後の会議で参加人数が少なくなってきて少し寂しいと思いました。コーディネーターの高澤さんのおかげで楽しく勉強できました!ありがとうございました。
・なかなか意識して考えることのなかった防災について身近に考え、「もしも…」「いざ…」という時に行動がとれるように日頃から考え行動していきたいと思いました。
・人前で話すことが好きではなかったが、今回の会議を通じて少しずつだが話すようになった。人の意見を聞くようになった。(世間が少し広くなった。)外国の方との接し方を考えさせられた。
・コーディネーターの高澤さんのトーク、何か質問があった時の危機管理室の誠実さに感動しました。

☆詳細は 太田市HPよりご覧いただけます

(2)奈良県田原本町 公共施設レビュー
田原本町で初の施設レビューを実施。町民と関わりの深い文化系施設やスポーツ・レクリエーション施設から数施設をピックアップ。現状と今後の課題について無作為抽出された住民が参加し議論を行いました。
3月18日(土)に町民ホール(田原本町役場併設)にて開催。
【参加者の声】
・いろんな人の意見が聞けた。
・町の施設や現状を学ぶことが出来た。
・自分のこととして考えることが出来るので継続してやってほしい。
・結果を数年後に公表し検証すべきだと思う。
・自分の意見・発言で田原本町が変わると思うととても名誉なことだと思った。

■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【2】この先1か月の活動予定
-------------------
奈良県田原本町 田原本町住民協議会
田原本町では、3月に公共施設レビューを実施。レビューで出た意見や課題について、4月~6月に「住民協議会」を開催。無作為抽出された住民で公共施設のあり方について議論を行います。3回シリーズの1回目。
【日時】4月22日(土)9時~12時(予定)
【場所】町民ホール(田原本町役場併設)
【テーマ】公共施設のあり方
【傍聴について】 不可

■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【3】国が何をしているか発見できるサイト ”JUDGIT!” のご紹介
-------------------
国や地方の予算をチェックしよう!!
(1) 国の予算が決まりました。バラマキじゃないの?
(2)統一地方選挙が始まりました。バラマキばかり言ってない?
(3)国交省元次官が社長を強要⁉︎ 民間企業「空港施設」に国のお金がどれくらい行ってる?
※2023年3月30日朝日新聞朝刊の一面に関連記事が掲載されています

JUDGIT!の情報は、国が行っている5000事業全てについて内容を整理した行政事業レビューシートです。
JUDGIT!から、ぜひ各事業のレビューシートにアクセスして、そちらもご覧ください。
どういう企業にその予算が支払われたかもわかります。

JUDGIT!はこちらから

※さらに新しいデータベースも準備中です!!
構想日本が20年間続けてきた「事業仕分け・事業レビュー」で蓄積した行政事業の課題をデータベース化して、今年半ばには公開予定です。

■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■
【4】”仲間 ”の活動のご紹介
-------------------
季刊誌『道標』2023年・春「渡辺京二先生追悼特集号」のご紹介
3月31日発行予定

いくつかの主要紙で追悼記事が載せられているように(※)、『逝きし世の面影』などの著作で知られ、石牟礼道子の『苦海浄土』を世に出したと言われる渡辺京二氏が昨年末亡くなりました。
氏は日本の歴史を庶民の暮らしという視点から掘り起こし、近代日本のあり方を問い続けました。熊本を拠点として、著述を通して発信を続けましたが、地元で季刊誌『道標』を育てるといったことにも熱心でした。
その『道標』が今年の春号で「渡辺京二先生追悼特集」を組んでいます。
身近に接した人たちによる、氏の水俣病闘争とのかかわり方、著作の紹介などを通して、その思想あるいは隠された一面を感じていただけると思います。
なお、代表の加藤が追悼エッセイを寄稿しています。以下はその一部です。

「昨年のクリスマス、誰もいないオフィスに行くと、デスクの上に渡辺さんの手紙が置かれていた。冬至湯にでもと送った柚子のお礼状だった。私の方は手紙も添えずただ柚子を送っただけだったので、明日にでも返事を書こうと考えていた。新聞で訃報を見たのはその翌朝だ…」

お問い合わせは下記まで。
tsuji-shin@lib.bbiq.jp
道標・編集部 辻 信太郎

※渡辺氏の追悼記事
・2023年3月17日 日本経済新聞 夕刊 追想録/名もなき人々追った筆
・2023年3月18日 朝日新聞 夕刊 惜別/「小さきもの」から近代再考

――――――――――――――――――――――――
(編集後記)本メルマガでは、みなさんのクリック数を測定していますが、先週のJUDGIT!は、いつもの多い時のさらに5倍ほどのクリック数がありました!試しにメルマガ担当の地元である「太宰府」で検索したところ、太宰府天満宮が国交省の助成を受けてトイレの整備をしていたことが判明。知っているのと知らないのとでは、何か気分が違います。ぜひみなさんも身近なワードで検索してみてください。新鮮な発見があるはずです!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆J.I.メールマガジンは、構想日本の活動情報などをお届けする無料のメールマガジンです。1.代表及びスタッフが名刺交換させていただいた方、2.ホームページで直接申し込まれた方に配信しています。
◆登録・配信停止・アドレス変更は、 news@kosonippon.org へご連絡ください。
◆みなさんの個人情報は構想日本が厳重に管理し、構想日本の活動に関わるご案内をお送りする以外、使用することはありません。
◆転載をご希望の場合は、ご一報ください。
◆構想日本会員・寄付は、随時募集しております。
□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
発行 : 構想日本、発行責任者 : 加藤秀樹
Copyright(C) 1999-2023 構想日本 All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□