【No.1126】★第257回J.I.フォーラム開催します!★新サイト「Jレビュー」開設!
2023.09.07

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構想日本メールマガジン【No.1126】 2023.9.7 発行
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<目次>
【1】第257回J.I.フォーラム開催案内・新サイト「Jレビュー」開設!
【2】各地からの現場レポート
【3】この先1か月の活動予定
【4】8月の新聞・テレビ等メディア掲載

※バックナンバーは こちらから

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【1】第257回J.I.フォーラム開催案内・新サイト「Jレビュー」開設!
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構想日本が作った新サイト・Jレビュー(行政事業データベース)の開設に併せて、第257回J.I.フォーラム(対面)を開催します!ぜひご参加ください!

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【日本の財政、大丈夫か!?】
行政の事業から財政の問題に切り込む

【日時】9月28日(木)16:00-17:30(※)(受付:15時30分)
【会場】TKP市ヶ谷カンファレンスセンター 3Bルーム
東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル3階
【主催】政策シンクタンク構想日本 (代表:加藤秀樹)
【登壇者】進行役:永久寿夫氏(名古屋商科大学経済学部教授/構想日本シニアアドバイザー)
パネリスト:佐藤主光氏(一橋大学社会科学高等研究院医療政策・経済研究センター所長)
矢野康治氏(神奈川大学特別招聘教授、前財務事務次官)ほか
【定員】60名(先着順)
【参加費】無料
【申込み方法】下記リンク(Googleフォーム)より、または下記必要事項を明記の上、メール又はFAXでお申し込みください。

お申し込みはこちら
<必要事項:お名前・ご所属(会社名)・電話番号・メールアドレス>
FAX:03-5275-5617
E-MAIL:review-db@kosonippon.org

※パネルディスカッションは17:20まで、質疑応答10分間の予定です
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「行政事業のムダ」とよく言われます。しかし、どこに、どういうムダがあるのか。
それはなぜか。具体的に知っている人はめったにいません。構想日本は、2002年から20年にわたり約300回行ってきた事業仕分け/事業レビューであぶり出された、約800の行政事業の問題点をまとめたデータベースサイト「Jレビュー」をスタートします。
これらは自治体の事業ですが、多くが何らかの形で国の事業とつながっており、行政の現場である自治体から国全体の行政のムダに切り込めます。さらに、政府が行う事業のデータベースである「JUDGIT!」をセットで活用することで、日本の行政事業の全容がわかります。
これから金利が上がり、金融が揺れると日本の財政は大揺れします。財政問題の第一人者とともに、今後の財政の見通しと、問題点、そしてこのデータベースの使い方を議論します。

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【2】各地からの現場レポート
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●富山県 令和5年度官民協働事業レビュー(事業仕分け・3年目)
既存事業の改善を図り、予算の効率的・効果的な執行を図るため、県民との協働による官民協働事業レビューを実施しました。全24事業を対象に8月中に計4回(5/6/19/26日)開催しました。今回が最終回です。

構想日本が選定した学識経験者、県が選定した企業経営者・地元の大学生と、対象事業担当課の県職員との議論を踏まえて、無作為に選ばれた県民が事業を評価しました。

【日時】8月26日(土)9:00-17:00
【場所】新川文化ホール 展示ホール
【テーマ】
・とやま科学オリンピック開催事業
・幼児教育の質の向上推進事業
・富山県教育記念館費
・クリエイティブ人材リカレント教育事業
・デジタル化相談窓口運営事業
・社会人インターンシップ導入支援事業
【参加者の声】
・初めて参加したが面白かった。事業費の使われ方を県民が聞ける場は貴重。
・色々な意見を聞けて勉強になったし、富山県で「こういう事業をやっている」というのが知れて良かった。
・とても貴重な機会でしたし、富山県民として富山の事業への関心が高まった。ありがとうございました。
・県が県民の声をききながら県政を改善しようとしていることがよくわかった。
・本イベント等を通じて県民全体に富山県や税金について考えてもらえるようになったらと思います。

●茨城県那珂郡東海村 「公共施設の在り方」に係る自分ごと化会議(事業仕分け・2年目)
2020年~2021年に「原発」をテーマに住民協議会を初めて実施しました。
今年度はまず「公共施設の在り方」をテーマに、特に住民とかかわりの深い20の公共施設を対象に<施設レビュー>を実施し、課題整理を行います。
次にそこで洗い出された重要な論点をテーマに、<住民協議会>を3回開催します。
無作為に選ばれた1,000名のうち、応募のあった村民と、県立東海高校の生徒が参加しました。

【日時】8月26日(土)9:00-16:00
27日(日)9:00-12:00
【場所】東海村役場 原子力視察研修室
【テーマ】公共施設の在り方
【参加者の声】
・公共施設だから収支が良くなくても仕方が無いと思っていたが、改善点があることが分かった。
・私たち高校生にも話を振ってくれて、質問内容に応えられてよかったです。
・有識者や役場の方の色々な意見が聞けて参考になった。
・このような場に参加させていただく機会をいただき、大変ありがたく思っています。
・冷静に判断する人が参加しているのは心強い。
・実際に事業を実施している職員と村民とこれほど対話する機会はないと思う。

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【3】この先1か月の活動予定
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●奈良県奈良市都祁(つげ)地域・東部地域 自分ごと化会議(全4回の第2回目)
奈良市では令和4年度に、月ヶ瀬地域を中心に自分ごと化会議を、令和5年4月には月ヶ瀬ワーケーションルーム「ONOONO」にて「Local Coop大和高原」プロジェクトのキックオフイベントを開催しました。今後は東部・月ヶ瀬・都祁地域で、持続可能な地域共生社会の構築を進めていく予定です。
9月10日は東部地域で、9月11日は都祁地域において、行政とともに共助・地域コミュニティを強化する手法について議論します。

【テーマ】共助・地域コミュニティを強化する手法
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)

【日時】9月10日(日)13:30-16:30
11日(月)19:00-21:30
【場所】10日:東部地域 田原公民館
11日:都祁地域 都祁行政センター一階会議室
【自治体HP】「自分ごと化会議」8月から都祁地域と東部地域で開始します
【参考HP】「自分ごと化会議」8月から都祁地域と東部地域で開始

●山形県南陽市 南陽市自分ごと化会議(全4回の第3回目)
南陽市の中学校在学生徒数は平成22年度から令和4年度までの間で、21%減少しました。市内中学校2校は築40年以上経過しており、修繕等にも費用がかかる見込みです。本会議では、市内中学校の今後の在り方について、様々な市民が議論し自分ごと化することを目標とします。それを受けて、行政側は市民からの生の声を聞き、問題解決のヒントとします。
今回の南陽市は東北地方で初となる住民協議会実施です。また、参加希望者は、10代が全体の42%、女性が全体の58%となっており、従来の役所主導型の会議とは大きく異なる構成となりました。

【日時】9月17日(日)13:30-16:30
【場所】南陽市赤湯公民館(えくぼプラザ)
【テーマ】南陽市中学校の教育環境を考える
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)
【自治体HP】 南陽市自分ごと化会議
【構想日本HP】 南陽市自分ごと化会議

●千葉県館山市 館山市事業仕分け(事業仕分け・6年目)
館山市での事業仕分けは、2019年度にも実施を予定していたものの、台風の影響で中止となっており、同市では2011年度以来の実施となります。また、無作為抽出された市民が事業の評価を行う「市民判定人方式」を採用しての実施は初めてとなります。
将来にわたって安心して暮らせるまちの実現を目指し、限られた財源を有効に活用していくためにはどうすれば良いか、市民の方々と課題を共有し、一緒に考えます。

【場所】館山市コミュニティセンター 第1集会室
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)
【自治体HP】事業仕分け

【日時】9月23日(土)9:00-17:30
【テーマ】
1)若潮マラソン大会
2)・観光振興支援事業補助金
・市民協働事業補助金
・環境保全団体支援事業補助金
3)・植栽管理事業
・観光地美化事業委託料
・花のまちづくり事業(うち植栽に関すること)
・地区花壇植栽費
4)博物館の運営(博物館管理運営費)
5)社会教育施設(公民館)の運営

【日時】9月24日(日)9:00-17:30
【テーマ】
1)・移住定住促進事業
・移住者定住促進助成金
2)起業支援補助金
3)高齢者への配食サービス
4)地域子育て支援拠点施設「元気な広場」の運営
5)中・軽度の心身障害者(児)医療給付扶助費
6)防災行政無線

●静岡県浜松市水窪(みさくぼ)地域 自分ごと化会議(全4回の第3回目)
地域がもつ、限りある資源や課題を自分ごととしてとらえ、話し合います。
社会情勢や人口構造が大きく変わるなか、水窪の魅力を未来につないでいくために何ができるか、議論します。

【日時】10月1日(日)13:30-16:30
【場所】水窪山村開発センター 集会室
【テーマ】これからの水窪のありかた
【傍聴】誰でも自由に参加(申込不要)

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【4】8月の新聞・テレビ等メディア掲載
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■NHK 富山 NEWS WEB 2023/8/5
県民から直接意見聞き 県の事業見直す官民連携の取り組み

■北日本新聞 2023/8/6
県民目線で事業チェック県が官民協働レビュー

■北國・富山新聞 2023/8/6
3事業で抜本的改善必要_官民協働レビュー始まる

■山陰中央新聞 2023/8/18
松江自分ごと化会議 10月から第3期開催 テーマは「学校給食」

■北國・富山新聞 2023/8/20
2事業が「役割見直し」高岡で官民協働レビュー

■河北新報 2023/8/22
南陽の教育環境 課題は 住民集まり自分ごと化会議

■山形新聞 2023/8/24
南陽市「自分ごと化会議」地域の課題、教育環境をテーマに20人が議論

■北國・富山新聞 2023/8/28
2事業「抜本的改善」魚津で官民協働レビュー

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(編集後記)
情報があふれる現代だからこそ、信頼できる中立な立場から発信される情報にあたって、何ごとも自分の頭で考えたいものですよね。今回新しく開設する「Jレビュー」(行政事業データベース)は、全国各地で20年の事業仕分け/レビューの実績を誇る構想日本の集大成となっています。サイトは9/28開設予定です。またご紹介しますのでぜひ覗きにきてください!

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