【No.1156】自分ゴトバ「環境変化」
2025.10.02

構想日本 メールマガジン #1156 2025.10.2発行

構想日本ジャーナル

TOPビジュアル:壁画絵師 木村英輝

TOPICS
◆自分ゴトバ Vol.3
◆活動報告<9月の自分ごと化会議>
◆おしらせ<10月の自分ごと化会議>
◆月刊コピー
◆【編集後記】リザレポンのひとりごと会議

※バックナンバーは こちらから


「自分ごと」になった言葉について、構想日本に携わる人がバトン形式でつづる「自分ゴトバ」のコーナー Vol.3

「環境変化」
山梨県大月市で生まれ育ち、そのまま市役所に就職。気づけば、川と山が遊び場だった少年時代から、地元を一度も離れたことのない生粋の大月人になっていました。そんな私にとって「環境変化」という言葉は、どこか他人ごとるべく安定した環境に身を置くことが染み付いていたような気がします。(ただのめんどくさがり屋なだけかもしれないが)

その日常に訪れた転機が、構想日本への一年間の出向でした。日常は一変。新しい職場や人々との出会いは、私の「当たり前」がいかに狭い世界のものだったかを痛感させてくれました。打合せの進め方から議論の熱量まで、これまでとは全く異なる環境だったのがとても新鮮であり、多様な専門性を持つ方々と意見を交わしながら、課題の本質を捉え、解決策を導き出すことを実践的に学ぶことができました。

環境を変えるということは、生活リズムが変わったりして、ちょっと大変なこともありますよね。それでもやっぱり得られるものも多くあり、自分の成長につながるなと実感しています。新しい分野や仕事にチャレンジすることで、自分の中の常識や考え方がアップデートしていって、変化を楽しむ自分がいることに嬉しさと驚きを覚えました毎朝の起床時間が1時間早くなることが全然辛くないほどに価値があるものです。

これまで「環境変化」をあまり積極的にしてこなかったのですが、この経験でまさに「自分ごと」となり、自分にとって大切なワードとなりました。この「自分ゴトバ」を今後も常に意識しながら、まずは環境変化により増量してしまった体重を適正に戻すというチャレンジから始めようと思います!!

◆坂本健太
大月市職員。2024年4月から1年間、構想日本へ出向。趣味は、ミュージカル鑑賞、カラオケ。


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活動報告<9月の自分ごと化会議>
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●9月14日 京都府与謝野町「よさのみらい会議」(全4回の1回目)
●9月27日 山梨県大月市「令和7年度大月市満足度向上会議」(5年目)

 
 
 
 


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おしらせ<10月の自分ごと化会議>
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近くにお住まいの方は、ぜひ傍聴にお出かけください。
事前申し込みが必要な自治体もありますので、詳細は各自治体のウェブサイトをご覧ください。

●10月5日(日)/26日(日)
大阪府東大阪市「令和7年度ひがしおおさか地方創生ラウンドテーブル」(全4回の1・2回目)
自治体HP:こちらをクリック

●10月11日(土)
愛媛県愛南町「愛南町自分ごと化会議」(全4回の1回目)
自治体HP: こちらをクリック

●10月12日(日)/13日(月祝)
京都府与謝野町「よさのみらい会議」(全4回の2回目)
自治体HP: こちらをクリック


 
 
 

Googleアース(衛星画像)を見て驚くのは、空き地や農地だった場所に太陽光パネルがどんどん設置されていること。私の自宅の隣もそうなんです。
最近では釧路湿原周辺のメガソーラー計画をはじめ全国各地で反対運動が相次ぎ建設を規制する条例が増えています。人間は自然の一部であり、自然に生かされています住民にとって慣れ親しんだ自然にショベルカーの先端が振り下ろされると、自分自身を傷つけられている感覚になる。自然と自分が一体化しているからです。山を削り、木を伐って、どこがエコなのか。もうこれ以上、自然を壊してまで発展しなくていい。そんな思いが多くの人の心の奥底にあるのではないでしょうか。境問題とは環境が問題なのではなく人間のやっていることが問題なるのです。草木がボーボーの無価値な土地に見えても、多様な生きものが生息し、複雑な生態系を成立させています。あわてて建設することで大きな(メガ)後悔を残さないようにしなければいけません。

◆谷野栄治
クリエイティブディレクター。構想日本の広報宣伝に携わる。趣味は釣り。アジ、メバル、ブリをルアーで狙う。休日は愛犬の柴犬タローと海辺を散歩。


【編集後記】リザレポンのひとりごと会議

先日久々に東京に行き、高輪ゲートウェイで初下車、最新の商業施設・ニュウマン高輪を訪れました。駅自体のホームや外装も木目調の建材が使われていて、都会の中に自然を、というコンセプトが見て取れるもので、いかにも東京らしいと感じました。28・29階の飲食階は植物園か森かと思わせる植物で埋め尽くされていて(8000平米に500本以上の植物)、どうやってこんなに大量に運んだんだ!光合成は成り立つのか?メンテナンスが大変そう…など考えさせられます。駅と共に、自然(ザラ)をファッションとしてまとった不自然(ツルツル)具合感心しました。またエレベーターやカフェに並ぶ人々の気長さや、人混みに負けず出かけるたくましさなども感じました。混み合う駅で歩くこと自体が巨大なマスゲームですし(不思議とぶつからない)、短期間の滞在でしたが刺激の多い旅となりました。

◆リザレポン
構想日本広報宣伝リーダー/構想日本ジャーナル編集長。絵本作家としての一面も持つ。夫と3人の娘と地方在住。家では和食、外ではエスニック料理が好き。


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