【No.1165】インドのカオスと日本人のカオス
2026.07.02

構想日本 メールマガジン #1165 2026.7.2発行

構想日本ジャーナル

TOPビジュアル:壁画絵師 木村英輝

TOPICS
◆代表加藤がYahoo!ニュース記事を紹介
<三島由紀夫は60年前にインドに行き、今の世界の混乱を予言!?連載全4回>
◆代表加藤のOBSラジオ放送が記事に<TBS NEWS DIG>
◆おしらせ<7月の自分ごと化会議>
【編集後記】リザレポンのひとりごと会議

※バックナンバーは こちらから


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代表加藤がYahoo!ニュース記事を紹介
<三島由紀夫は60年前にインドに行き、今の世界の混乱を予言!?連載全4回>
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*代表加藤が、自身の記事を紹介します。

インドのカオスと日本人のカオス
~インドのザラザラに学ぶ~

60年前、三島由紀夫はインドへ行き強烈な印象を受けた。それが最後の大作「豊穣の海」につながったと言われている。 そのインドに行ってきた。 この60年間でインドは世界最大の人口を持ち、(おそらくは既に)日本を抜き、間もなく世界第3の経済大国になるIT大国と言われるほど近代化が進む一方で、依然カーストは残り、道端で死ぬ人もいるツルツルとザラザラの両極端が共存するだ。 三島はこれだけの国があれほど旧套を頑固に墨守するのはなにごとかだ」と言っている。 私はこの「なにごとか」を見極めたいと思った。 三島は人の生き方、国のあり方、伝統や文化などについて考え抜き、当時の近代化一辺倒の日本に絶望した人でもあった。彼はインドの前近代の部分に、近代化がまだ及んでないということ以上の意味を見出したに違いなと思うからだ。

インドについて日本人がよく言うのは、汚い、うるさい、臭いどだ。 日本では、例えば体臭や衣類の臭いを極力消して、代わりに“良い匂い”を付けようとする。それがビジネスにもなっている。音やゴミについても似た感じだ。 これは、日本では、生き物としての人が出す“生”のもの、生きている痕跡をできるだけ消そうとしていると見ることができる。インドの庶民、町の中では逆だ。音でも臭いでも生活が密着し、生き死にを生で感じる。 違う言い方をすると、日本社会は全体が整然としたシステムになっていて、個人はその中で、様々な約束ごと(無言のものを含め)を守り、与えられた役割をこなす。 そんな日本から見るとインドはカオスだ。60年前も今も変わらないと思う。 ところが、そのカオスの中に人が自然に振る舞える部分があるのではないか日本は社会のシステムを維持することを優先させるあまり、ツケが個人にのしかかり、とても窮屈なのではないか。不登校、引きこもり、鬱などの多さはその現れではないのか。日本では社会をきれいに見せようとするあまり、人の身体がカオスになっているのではないか三島は60年前そのことを直感したのではないか。 

日本を含む先進国の現状を見ると、インドのカオス=超ザラザラに学ぶことがあるのではないか(インドがモデルになるとは思わないが)、そんなことを考えながら書きました。お読みいただけましたら幸いです。
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全4回にわたる連載「三島由紀夫は60年前にインドに行き、今の世界の混乱を予言!?」、ぜひご覧ください!

*第1回は こちらから
*第2回は こちらから
*第3回は こちらから
*第4回は こちらから


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代表加藤のOBSラジオ放送が記事に<TBS NEWS DIG>
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代表 加藤が、毎週月曜朝8:30~生放送で出演中の、OBSラジオ番組「加藤秀樹が語る日本の未来構想」。その時々の注目のトピックでお話しています。6月の各放送分が記事になりましたのでご覧ください。


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おしらせ<7月の自分ごと化会議>
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近くにお住まいの方は、ぜひ傍聴にお出かけください。
事前申し込みが必要な自治体もありますので、詳細は各自治体のウェブサイトをご覧ください。

●7月25日(土)
兵庫県淡路市「令和8年度淡路市自分ごと化会議」<ごみの減量化>(全4回の第1回)
自治体HP: こちらをクリック


【編集後記】リザレポンのひとりごと会議

今年の梅雨、私の住む地域では雨が少ないのですが、昨今の異常気も気になります。唐突ですが、ガス式の衣類乾燥機を使い始めました。これまで何時間も干していた洗濯物がわずか40分でふんわりと乾燥し、午前中には畳んでしまえる魔法の家電。干す・取り込む手間も時間も省け感泣しましたが、問題が一つ。カラッと晴れた日に天然ガスを消費してCO2を排出しながら衣類を乾かすことへの罪悪感です。個人の利便性と環境負荷を天秤にかけ、今のところ8割方エゴを通しております。便利に弱い現代人です。

◆リザレポン
構想日本 広報宣伝リーダー/構想日本ジャーナル編集長。絵本作家としての一面も持つ。夫と3人の娘と地方在住。家では和食、外ではエスニック料理が好き。


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発行 : 構想日本、発行責任者 : 加藤秀樹
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