第69回
食の不思議 ~醗酵食品のスゴさを通して人間の智恵と創造を考えなおす~
2003.03.24
第69回J.I.フォーラム 食の不思議  2003/03/24(月)開催

-醗酵食品のスゴさを通して人間の智恵と創造を考えなおす-

「食」を、歴史の中から学んでみると伝統的神秘な食べ物が実は驚くべき、保健的機能性を有していることに驚嘆します。
 目に見えない微生物の働きを応用して、人類は“発酵”という一大文化を創造してきました。その背景には、微生物の性質を知り抜いた知恵の集積があります。先人たちのたゆまない観察と豊かな発想から生まれた、この知恵の巧さには私たち現代人の創造を遥かに超えるものがあります。
 醸造学・発酵学の第一人者小泉武夫教授、江戸時代より神田で甘酒屋を営んでこられた5代目天野彌一氏、江戸文化に精通された田中優子教授をお迎えして大いに語っていただきます。伝承されてきた食生活、とりわけ醗酵食品にこめられた楽しさと人類の叡智の底知れない深さをくみとっていただきたいと思います。

 

日時 2003/03/24(月) 18:30~20:30(18:00開場)
場所 銀座ソニービル8Fソミドホール
参加費 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※ 学生の方は、 受付にて学生証をご提示下さい。
親睦会参加費
主催 構想日本
ゲスト 天野 弥一(江戸時代開業 天野屋)
小泉 武夫(東京農業大学応用生物科学部教授)
田中 優子(法政大学教授)