第151回
日本の手仕事を次世代に繋ぎたい
2010.02.24
第151回J.I.フォーラム 日本の手仕事を次世代に繋ぎたい  2010/02/24(水)開催

日本の手仕事は、あと5年から10年とも言われています。

 気候が厳しかった東北の地には、様々な手仕事が伝わり、残っています。刺し子、南部鉄瓶、曲げわっぱ、籠、桜皮細工・・・。その素晴らしい技は、生活上の必要から生み出された暮らしの知恵でした。
 手仕事の背景には、便利で物が溢れる一方、人間関係が希薄になっている現代社会が忘れかけた、人と自然の共存、人と人の絆を大切にした日本の暮らしが見えてきます。この誇るべき日本の手仕事を、その背後にある精神とともに、何とか次世代に繋ぐことはできないものでしょうか。
 普段あまり表に出ることのない東北の職人5人の方々に、自ら作ったものを携えて登場していただきます。どうぞ彼らから紡ぎ出される言葉に耳を傾けてみてください。必ずや、心に響くものがあります。
日時 2010/02/24(水) 18:30~20:30(18:00開場)
場所 日本財団2F・大会議室
参加費 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※ 学生の方は、 受付にて学生証をご提示下さい。
親睦会参加費 4,000円程度
主催 構想日本
ゲスト 天羽 やよい(刺し子作家)
菊池 翔(田中鉉工房 つるかじ職人)
柴田 慶信(有限会社柴田慶信商店 代表・曲げわっぱ職人)
中川原 信一(あけび蔓細工作家)
本名 民子(株式会社奥会津昭和村振興公社 職員)コーディネーター: 田中 陽子(暮らしのクラフトゆずりは 店主)